有限会社奈良建築環境設計室

新築で断熱性能を高めると、暖房の設備容量が小さくできます。さらに高性能設備を導入する事で、エネルギー消費量を押さえられます。

地中熱ヒートポンプ

冷暖房用の不凍液を地中深くまで循環させ、温度変化の少ない地中の熱をくみ上げる冷暖房システムです。室内の放熱機は、床暖房やパネルヒーターを使用します。
夏季は、地中で冷えた不凍液を室内に循環させるだけで、除湿・冷房が出来ます。
設備費はかかりますが、ランニングコストのとても少ないシステムです。

ボアホール
70mの深さまで不凍液の
パイプを埋めます。

採熱杭による地中熱ヒートポンプ

エネルギー利用の効率を高めたシステム

名　称	エネルギー源特　徴	機能	解　説
エコキュート	電気ヒートポンプ	給湯	貯湯式の電気温水器であるが、二酸化炭素を冷媒としたヒートポンプユニットを外に設置して、外気から熱を集めて給湯する。ヒートポンプは、直接電気で水を温めるのに比べて効率が高いが、北海道は冬の外気温が低いため、冬期間は効率が低下する。二酸化炭素冷媒は、エアコンのヒートポンプで使用されるフロン系冷媒に比べて、高温水を作るのに適している。また、オゾン層を破壊しない。安価な夜間電力を中心に使用する（ドリーム８契約）。
多機能型エコキュート	電気ヒートポンプ	給湯暖房	貯湯用のヒートポンプユニットの他に、暖房用ヒートポンプユニットを外に設置して、貯湯式電気温水器としての機能と、温水セントラル暖房の熱源機としての機能を併せ持っている。二酸化炭素冷媒の使用などはエコキュートと同じであるが、北海道では、住宅の面積や、断熱性能を確認して、暖房容量が不足しないかをチェックする必要がある。受電契約は最近設定された「３時間帯別電灯（ｅタイム３）」が適している。
エコジョーズ	ガス排熱再利用	給湯暖房	給湯・セントラル温水暖房の機能を持つ潜熱回収型ガス給湯暖房熱源機。排気から主として潜熱を回収することにより、給湯暖房効率を従来型の80％から、給湯効率95％、暖房効率89％に高めている。排気温度は従来型の約200℃から、50〜80℃に低下する。排気に含まれる水蒸気を水にして熱を回収するため、排水の配管が必要となる。天然ガスの場合は石炭・石油などに比べて、二酸化炭素・窒素酸化物排出量が、少ない。
エコウィル	ガスコージェネレーション	給湯暖房発電	ガスで発電し、同時に出る熱を、給湯・温水セントラル暖房に利用する、家庭用コージェネレーションシステム。外に、ガスエンジン発電ユニットを、室内に貯湯タンクを設置する。それぞれの家庭の生活パターンを記憶して、電気や熱を多く使う時間帯に運転する「学習機能」を持つ。「家庭用コージェネレーション契約料金」が適用される。エネルギー利用率は85.5％となり、高い省エネルギー性を実現している。
エコフィール	灯油排熱再利用	給湯暖房	潜熱回収型灯油給湯器。排気から主として潜熱を回収することにより、給湯効率を従来型の83％から95％に高める。排気温度は従来型の約200℃から約60℃に低下する。また、従来型に比べ、燃焼音が小さくなり、排気臭も低減される。既存の灯油給湯器の更新時には、熱源の変更の必要はなく、工事は比較的簡単にできるが、排気に含まれる水蒸気を水にして熱を回収するため、排水の配管が必要となる。

名　称	エネルギー源特　徴	機能	解　説
エコキュート	電気ヒートポンプ	給湯	貯湯式の電気温水器であるが、二酸化炭素を冷媒としたヒートポンプユニットを外に設置して、外気から熱を集めて給湯する。ヒートポンプは、直接電気で水を温めるのに比べて効率が高いが、北海道は冬の外気温が低いため、冬期間は効率が低下する。二酸化炭素冷媒は、エアコンのヒートポンプで使用されるフロン系冷媒に比べて、高温水を作るのに適している。また、オゾン層を破壊しない。安価な夜間電力を中心に使用する（ドリーム８契約）。
多機能型エコキュート	電気ヒートポンプ	給湯暖房	貯湯用のヒートポンプユニットの他に、暖房用ヒートポンプユニットを外に設置して、貯湯式電気温水器としての機能と、温水セントラル暖房の熱源機としての機能を併せ持っている。二酸化炭素冷媒の使用などはエコキュートと同じであるが、北海道では、住宅の面積や、断熱性能を確認して、暖房容量が不足しないかをチェックする必要がある。受電契約は最近設定された「３時間帯別電灯（ｅタイム３）」が適している。
エコジョーズ	ガス排熱再利用	給湯暖房	給湯・セントラル温水暖房の機能を持つ潜熱回収型ガス給湯暖房熱源機。排気から主として潜熱を回収することにより、給湯暖房効率を従来型の80％から、給湯効率95％、暖房効率89％に高めている。排気温度は従来型の約200℃から、50〜80℃に低下する。排気に含まれる水蒸気を水にして熱を回収するため、排水の配管が必要となる。天然ガスの場合は石炭・石油などに比べて、二酸化炭素・窒素酸化物排出量が、少ない。
エコウィル	ガスコージェネレーション	給湯暖房発電	ガスで発電し、同時に出る熱を、給湯・温水セントラル暖房に利用する、家庭用コージェネレーションシステム。外に、ガスエンジン発電ユニットを、室内に貯湯タンクを設置する。それぞれの家庭の生活パターンを記憶して、電気や熱を多く使う時間帯に運転する「学習機能」を持つ。「家庭用コージェネレーション契約料金」が適用される。エネルギー利用率は85.5％となり、高い省エネルギー性を実現している。
エコフィール	灯油排熱再利用	給湯暖房	潜熱回収型灯油給湯器。排気から主として潜熱を回収することにより、給湯効率を従来型の83％から95％に高める。排気温度は従来型の約200℃から約60℃に低下する。また、従来型に比べ、燃焼音が小さくなり、排気臭も低減される。既存の灯油給湯器の更新時には、熱源の変更の必要はなく、工事は比較的簡単にできるが、排気に含まれる水蒸気を水にして熱を回収するため、排水の配管が必要となる。